トルコ風呂に塩、は日本式?

温泉に行くことは、大半の日本人にとって大好きな娯楽である。 素晴らしい眺めの高級旅館で、豪華な食事に舌鼓を打ちながら一晩を過ごすのは一種の贅沢である。しかし日本は火山列島であるため、十分な深さまで掘削すれば、どこでも温泉が湧き出る。そのため、今では東京のような人口密集地の都市でも温泉が出現し、簡単にアクセスできるようになった。 仕事の後、帰宅途中に温泉に立ち寄ることもできる。以前、温泉と言えば、首まで浸かれる温かいお風呂しかなかったが、今ではジャグジー、サウナ、ハマム(トルコ風呂)を備える所も珍しくない (写真は私が時々行く東京都内の温泉)。Spa in TokyoB

私が東京で頻繁に通う温泉で、最も楽しんでいるのは「ハマム」、すなわちトルコ風呂である。私がジュネーブに拠点を置いていた頃、西ヨーロッパの各国でもそれを楽しんだ。だが西洋諸国で体験した「ハマム」と日本のとは大きな違いがある。日本のハマムの入り口には大きな瓶一杯の塩が置いてある。私たちはその瓶から手一杯の塩を掴み、それを体中に擦りつけ、そこに座って汗をかく。

私にとって、ハマムでの塩の使い方は、寿司のネタに使う「しめ鯖」を作る時の塩のようなものだと思った。詰まり、魚に塩を擦り込むことで魚の身から水分を抽出し、身を引き締める。即ち、トルコ風呂に入っている間、体にたっぷり塩を擦ることでしっかり汗を流し、たるんだ筋肉をひきしめるのが、日本式の楽しみ方だと思った。Greek Statue

私が後で知ったことは、塩で体を擦ることにより、細かい塩つぶが毛穴まできれいに洗い、それによって私たちはより良く汗をかくことが出来るとのこと。もちろん30分ぐらいスチーム風呂に入っているだけで、ギリシャ彫像のような引き締まった肉体になって出てくるわけではないが。 いずれにせよ、効果が何であれ、私はハマムで塩をたっぷり使うのが好きだ。

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